特殊清掃という言葉は知っているけれど、具体的にどのようなことをするのか、ご存じない方も多いかと思います。今回は、特殊清掃で依頼できることと依頼後の流れや、特殊清掃と原状回復についてご紹介しますので、どうぞ最後までお読みください。
目次
【東大阪市】特殊清掃で何が依頼できる?依頼後の流れは?
特殊清掃という言葉を耳にすることが多くなりましたが、具体的にはどのようなことをするのかご存じですか?ここでは、特殊清掃で依頼できることと、特殊清掃を業者に依頼した後の流れについてご紹介しますので、ぜひとも料金の相場を調べたり、業者に見積りを依頼したりする前にチェックしてみてください。
【東大阪市】特殊清掃で依頼できること
特殊清掃では以下のように様々な作業を依頼することができます。
特殊清掃
孤独死や事故死などで亡くなってから時間が経った室内は、体液や汚物を取り除く特殊清掃が欠かせません。室内の床や畳、浴室などに付着した、通常のハウスクリーニングでは取り除けない汚れを、特殊な薬剤と機器を使用して特殊清掃します。
消臭
腐敗臭などの異臭は強烈で、近隣にまで広がるので、早急に消臭することをおすすめします。室内に染みついた臭いを、特殊な薬剤と機器を使用して消臭します。
消毒・除菌
体液や血液が染みついた室内は、雑菌や細菌が増殖している可能性が高いので、感染症を防ぐために、特殊な薬剤と機器を使用し、消毒と除菌を行います。
汚染物の除去
体液や血液が染みついた寝具、ベッドや家具などの汚染物を撤去します。場合によっては、汚れが染み込んだ畳やカーペット、フローリングや壁紙を剥がし、床下や壁に付着した汚れも取り除きます。
害虫の駆除
特殊清掃が必要な室内では、ウジやハエ、ゴキブリなどの害虫が発生していることがほとんどです。近隣へ菌を運び出さないためにも、専用の殺虫剤などを使用して、徹底的に害虫を駆除します。
遺品整理
別途料金はかかりますが、特殊清掃業者の中には、遺品整理を行ってくれる業者も多くあります。特殊清掃が必要な室内に残された遺品には、腐敗臭などが付着しているので、特殊清掃とセットで業者に依頼することをおすすめします。
不用品や粗大ゴミの処分
特殊清掃業者によっては、別途料金を支払うことで、家具や家電などの大型の不用品や、粗大ゴミの処分も行ってくれる場合もあります。料金がいくらかかるのかは、特殊清掃の見積りを依頼する際に確認しましょう。
消臭や消毒などの作業以外にも、別途料金を支払うことで、遺品の供養やお焚き上げ、解体やリフォームなど、様々な作業をオプションで依頼できる場合もあります。必要な作業があれば、特殊清掃と合わせて見積りを依頼することをおすすめします。
見積りを依頼することで、相場よりも高いか安いかがはっきりとするでしょう。また、見積りは複数の業者に依頼することが大切です。複数の業者に依頼をし、見比べることで相場の料金がどのくらいであるかを把握できます。「相場と比べて高いところに依頼してしまった」と後悔しないように、見積りの依頼、相場の確認をすることは重要といえるでしょう。
【東大阪市】特殊清掃を依頼した後の流れ
こちらでは、消臭や消毒などの特殊清掃を依頼した後の流れを把握しておきましょう。
ステップ1.お問い合わせ
料金やオプションサービスの有無などについて、特殊清掃業者のホームーページのお問い合わせフォーム、電話、メールで問い合わせましょう。気になることがあれば、このタイミングで質問するのもおすすめです。
ステップ2.現地調査・見積り書の作成
現地調査を行ったうえで、予算や日程などに合わせて、見積り書を作成します。消臭や消毒だけでいいのか、遺品整理や不用品の処分も行うかなど、必要な作業によって作業員の人数や作業日数も変わるため、料金も大きく異なります。料金の上限がある場合は、あらかじめ業者に伝えておくことをおすすめします。特殊清掃業者の中には、現地調査と見積りを無料で行ってくれる業者もいるので、見積りを依頼する前に確認しましょう。また、見積り書を受け取ったら、記されている料金が相場と比べてどうなのかを確認することも大切です。
ステップ3.ご契約
見積り書に記載された作業内容と料金を確認し、業者と契約を結びます。
ステップ4.作業開始
契約内容に合わせて、特殊清掃を開始します。複数の作業を依頼している場合は、まずは特殊清掃で害虫の駆除や汚染物の除去、消臭や消毒を行ってから、遺品整理や不用品の処分を行います。
ステップ5.作業完了
特殊清掃の作業がすべて完了したら、依頼者と作業員・担当者と一緒に現場を確認します。気になる点があれば、業者にしっかりと伝えておくことがおすすめです。
ステップ6.お支払い
特殊清掃やオプションの代金を、指定の方法で業者に支払います。
【東大阪市】特殊清掃でどこまで原状回復すればいい?
特殊清掃の依頼で多いのが、マンションやアパートなどの賃貸物件の特殊清掃です。なぜ賃貸物件の特殊清掃の依頼が多いかというと、退去時に原状回復を求められるからです。ここでは、特殊清掃と原状回復、特殊清掃で必要な回復レベルについて解説いたします。
【東大阪市】特殊清掃と原状回復
日本では核家族化と少子化が進んでいることから、独居高齢者が増加しています。独居老人の多くが、マンションやアパートなどの賃貸物件で生活しており、東大阪市を含む全国では、独居高齢者の孤独死も増加傾向にあります。賃貸物件で孤独死した借り主に、遺族や保証人がいる場合は、遺族または保証人が、遺品整理やハウスクリーニングなどを行ってから、退去することが一般的です。そのため、遺族や保証人から賃貸物件の原状回復を目的とした、特殊清掃の依頼が増えています。
そもそも賃貸物件の原状回復義務とは、どのようなものなのでしょうか?原状回復義務とは、賃貸物件の契約を終了する際に、借りた当初の状態に戻す義務のことです。ただし、長期間生活していたことによる、壁紙の色褪せや畳のすり減りなど、経年劣化や通常損傷については、借り主に原状回復義務はありません。しかし、寝たばこが原因の畳の焼け焦げや、室内でトレーニングマシンを使用した際の床のへこみなど、借り主の故意や過失で生じた損傷については、原状回復義務を負わなければなりません。
では、病死や自然死による孤独死は、どちらに原状回復義務があるのでしょうか?病死や自然死は予想することができないため、故意ではないと判断されます。したがって、退去時に遺族や保証人が原状回復の義務を負わないので、法的に原状回復にかかった費用を請求されることはほとんどありません。しかし、借り主に遺族や保証人がいる場合は、大家さんや管理会社と原状回復費の負担について、話し合うことが一般的です。また、孤独死が増加傾向にあることから、孤独死の原状回復費がカバーできる、「孤独死保険」に加入している、大家さんや管理会社も多くなっています。
【東大阪市】特殊清掃で必要な回復レベル
孤独死で発生した賃貸物件の原状回復は、どこまで行えばいいのか、気になる方も多いかと思います。特殊清掃には、3つの回復レベルがあります。
汚れやしみがない
孤独死の発見が遅れると、腐敗が進んだ遺体からあふれ出た体液や血液などが、床や畳に染み込んでしまいます。体液や血液などは通常のクリーニングでは取り除けないので、特殊な薬剤と機器を使用した、特殊清掃が必要となります。また、汚れがひどい場合は、汚れた畳や床材などを廃棄して、新しいものと取り替える場合もあります。
異臭がしない
特殊清掃では、異臭への対応が重要となります。孤独死の発見が遅れた場合、室内には「死臭」とも呼ばれる腐敗臭が充満します。室内で発生し続けた腐敗臭が周囲に漏れ、孤独死が発見されるほどの強烈な臭いは、消臭剤や芳香剤でごまかせるものではありません。特殊清掃の消臭で、臭いのもとをしっかりと取り除かなければ、梅雨の時期や夏場に異臭が戻ることもあります。また、腐敗臭は強い不快感を与えるため、特殊清掃の消臭で異臭を取り除かなければ、次の借り主を見つけることができなくなってしまいます。
残置物がない
新しい借り主に賃貸物件に入居してもらうためには、特殊清掃を行った後に、残置物を片付けなければなりません。借り主に遺族がいる場合は、残置物を遺品として引き取るケースもありますが、残置物には異臭が染みついていることがほとんどなので、処分の依頼も多くなっています。また、借り主に身寄りがないケースでは、大家さんや管理会社が残置物の廃棄を前提とするため、特殊清掃と不用品の処分をセットで業者に依頼することもあります。
東大阪市で特殊清掃業者をお探しならリライフ
原状回復を求められているご遺族や保証人になられた方、孤独死が発生した現場の原状回復でお困りの大家さんや管理会社様は、どうぞリライフに特殊清掃をご依頼ください。東大阪市のリライフでは、特殊清掃や遺品整理、生前整理やゴミ屋敷清掃など、お客様の想いに寄り添った片づけ事業を行っております。他にも、残置物撤去や不用品回収にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
東大阪市で特殊清掃の依頼ならリライフ
会社名 | リライフ |
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