大阪・京都・奈良を中心に遺品整理や生前整理、特殊清掃を行います。

【大阪】生前整理とは？

元気なうちにやっておいたほうがいいけれど、何をしていいのかわからないと感じている方が多いのが、生前整理です。生前整理とは具体的に何をすればいいのでしょうか？

生前整理とは？

生前整理とはその名のとおり、生きているうちに、身辺や財産を整理することです。業者に見積りを依頼し、相場の料金でハウスクリーニングを行い、身の回りのものや財産などを整理しておくと、自分の死後に家族が困ることがありません。

生前整理で行うこと

不用品を処分する

生前整理を行うなら、まずはハウスクリーニングなどを業者に依頼して、不用品を処分することから始めましょう。自治体に回収してもらえるもの以外は、生前整理業者や不用品回収業者などを利用する方法もおすすめです。生前整理業者や不用品回収業者の中には、ハウスクリーニングにも対応してくれる業者もいるので、見積りを依頼しましょう。

財産を整理する

どのような財産を保有しているのかを、明確にしておくことも大切です。預貯金や保険、有価証券や不動産などを整理し、財産目録を作成しましょう。

遺言書を作成する

自分の死後に、遺産相続や財産分与で家族がもめないためにも、遺言書の作成をおすすめします。遺言書の作成は、生前整理で最も重要な作業で、遺言書を作成しておくことで、財産を巡るトラブルを未然に防ぐことができます。また、手書きの遺言よりも、公証人役場で作成した遺言のほうが、信用性が高く、原本も半永久的に保管されるので安心です。生前整理業者の中には、司法書士や弁護士などの専門家と提携している業者もいるので、遺言書の作成方法がわからない場合は、生前整理やハウスクリーニングの見積りを依頼した業者に相談してみましょう。

エンディングノートを作成する

お葬式の方法や訃報を知らせて欲しい人など、死後の希望や要望がある場合は、エンディングノートの作成をおすすめします。エンディングノートは遺言書と異なり、形式や書き方などが決まっていないので、葬儀・納骨・埋葬方法の希望や、ペットの扱いなど、自由に書くことができます。近頃では、様々なエンディングノートが市販されているので、ぜひとも好みのものを使って作成しましょう。

【大阪】生前整理のメリット

生前整理の相場の料金を調べたり、業者に見積りを依頼したりする前に知っておきたいのが、生前整理のメリットです。生前整理には、たくさんのメリットがあります。

自分の希望を実現できる

生前整理で、遺言書やエンディングノートを作成することで、遺産の分配やお葬式の方法など、ご自身の希望を実現できます。

遺産相続のトラブルを防げる

生前整理で財産目録や遺言書を作成し、遺産相続の対策を行うことで、遺産相続で生じるトラブルを防ぐことができます。仲のよい家族でもお金が絡むと、トラブルが発生することがよくあります。相場の料金と手間はかかりますが、公証人役場で遺言書を作成することをおすすめします。

家族の遺品整理の負担を減らせる

大阪を含む日本全国で、核家族化や少子化が進んでいるため、高齢の夫婦2人きりの住まいや、一人暮らしの方が多くなっています。死後は、高齢の配偶者や、別に暮らす家族が遺品を整理しなければならないため、精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかります。残された家族への遺品整理の負担を減らすためにも、生前整理は欠かせません。

突然の病気やケガに備えられる

思いがけない病気やケガは、高齢になると特にいつなるのかわかりません。突然、病気やケガになると、「通帳や印鑑がどこにあるのかわからない」、「加入している保険がわからない」など、様々な混乱が生じます。これらの混乱を少しでも減らすためには、相場の料金で業者に依頼して生前整理を行うことをおすすめします。

余計なストレスが減って気持ちがスッキリする

生前整理を行うと、不用品を処分できるため、家の中が片付き、転倒などのリスクを抑えることができます。また、生前整理によって死後の心配事を減らすと、スッキリとした気持ちで過ごせるようになります。相場の料金で業者に生前整理を依頼することで、余計なストレスを減らし、快適に余生を過ごせるようになるので、ぜひとも見積りを依頼してみましょう。

【大阪】生前整理のタイミング

いつまでも元気だからといって、生前整理を先伸ばしにしていると、突然の病気やケガで生前整理が行えなくなり、「あの時やっておけばよかった」と、後悔することもあります。生前整理はいつでも行えますが、5つのタイミングを目安に取り組むことをおすすめします。

定年退職したとき

生前整理に取り組む絶好のタイミングが、仕事を終えた定年退職のタイミングです。時間にも余裕ができるので、仕事で使用していたスーツやバッグ、仕事に必要だった書籍や資料など、必要なものと不用品をじっくりと整理しましょう。

子どもが独立したとき

就職や結婚など、子どもが独立したタイミングも、生前整理に最適です。独立して遺族が同居していない場合、遺品整理の負担が大きくなるので、できるだけ負担をかけないために、生前整理を行いましょう。

体の不調を感じたとき

年齢を重ねると、体の不調を感じることが多くなります。体の不調が気になり、今後の生活に不安を感じたら、生前整理に取り組むタイミングです。入院などで生前整理ができなくなる前に、早めに行いましょう。

子どもから提案されたとき

近頃多いのが、子どもから生前整理を提案されるケースです。子どもから提案された場合は、子どもの協力を得られることも多いので、スムーズに生前整理を行うことができます。

70歳を迎えたとき

日本の平均寿命は男女ともに80歳を超えていますが、平均健康寿命は70歳台です。そのため、70歳を過ぎた頃から、不調を感じる人が多くなるので、平均健康寿命を迎える前の70歳を目安に、生前整理について考えてみることをおすすめします。

【大阪】生前整理の手順

いざ生前整理を行おうと思った際に、何から始めたらいいのか悩まないために、生前整理の手順を把握しておきましょう。

ステップ1.ものの整理

まずは、家の中に詰まった大量の荷物を、必要なものと不用品にわけましょう。長年生活してきた家の中には、長年使用していないものや、仕舞い込んで忘れていたものなど、不用品がたくさんあります。不用品はゴミ収集日に回収してもらう以外にも、生前整理業者や不用品回収業者などに依頼し、処分してもらう方法があります。また、不用品の中に売れそうなものがある場合は、リサイクル業者や不用品買取業者などに問い合わせ、買い取ってもらえるかを確認しましょう。

ステップ2.財産の整理

不用品が処分できたら、財産の整理を行います。預貯金の通帳や有価証券、保険証券や不動産の権利証など、お金に関わるものをすべて記載した、財産目録を作成します。他にも、空き家を売却して現金化したり、無駄な保険を解約したりするなど、財産の整理を行うことも大切です。

ステップ3.遺言書の作成

財産の整理ができたら、誰にどの財産を残すのか決めて、遺言書を作成します。遺言書には、相続人の相続割合や、遺言執行者の名前などを記載します。

ステップ4.エンディングノートの作成

遺言書には書けない、介護の方法や延命措置の意思、お葬式や納骨の方法などの希望があれば、エンディングノートを作成しましょう。本人の希望が書かれたエンディングノートがあれば、葬儀などで遺族が判断に困ることなく、スムーズに手続きができます。